09/2/28
第29回
「成人イーブイ」






ホコリ
「にゃは〜>w<ノ」


ドルチェ
「にゃ〜♪」


ホコリ
「今日も元気にブレストにゃは〜
いってみよう!」


ドルチェ
「うん!」


ホコリ
「ところでリック兄ちゃんはどうした?」


ドルチェ
「そういえば姿がありませんね」


ジック
「フリック兄貴は誕生日だ〜って
浮かれてましたよ」


ホコリ
「へー、そうなんだ。
ってお前誰だよ」


ジック
「えぇぇ(涙」


ドルチェ
「本当・・どちら様?」


高丸
「リックさんの従兄弟のジック君だよ。
出番少ないからって忘れちゃダメじゃないか」


ホコリ
「あ、そっか」


ドルチェ
「ごめ〜んマジで忘れてたよ^^;」


ジック
「高丸さんもはっきり言うなんてひどいっすよ;
俺今日が2回目で半年振りくらいで・・」


高丸
「僕だって結構久しぶりさ〜
去年と違ってね」


ホコリ
「う」

タカマル・・怒ってんのか?


ドルチェ
「そ、それじゃあ改めて今日のゲストを。
高丸さんとジックさんです〜」


高丸
「こんばんは」


ジック
「こんばんは〜」


ホコリ
「ところで・・
今日リック兄ちゃんの誕生日だったんだな」


ドルチェ
「そうらしいね」


ホコリ
「ジック、兄ちゃん何歳になったんだ?」


ジック
「えっと・・
今年で20歳だったと思います」


ホコリ
「ハタチ!!!!」


ドルチェ
「ど、どうしたの急に大声出して」


ホコリ
「にゃ・・ハタチって響きが良いから何となく(笑」


ジック
「けど二十歳ってめっちゃ憧れますよね〜」


ホコリ
「お?
ジックはハタチになったら何してーんだ?」


ジック
「・・・」


ホコリ
「にゃ、どした?」


ジック
「うぅん・・
いざ考えると
二十歳になったから何がしたいかって・・
パッと思いつかないですね」


高丸
「ジック君は、まだ何年も先の話だものね」


ジック
「今13なんで、
後7年ですかね」


ドルチェ
「その割にはジック君って大人っぽく見えるよね〜
コタロー君もそうだし」


ジック
「えぇ、そんなことないですよ^^;
俺なんてまだまだガキだし」


ホコリ
「むしろリックんの方が子供っぽく見える」


ドルチェ
「うんうん。
ああいう人でも年月が経てば
しっかり20年生きるわけだものね」


高丸
「僕もホコリ君も
今年で20歳になるじゃないか」


ホコリ
「あ、そーだった!!」


ジック
「それじゃあ
ホコリさんは二十歳になったら
何がしたいんですか?」


ホコリ
「そーだな、
車の免許とりてーかな」


高丸
「はい?」


ホコリ
「それから一人で
酒を飲んでみてー!」


ドルチェ
「ホコリンお酒飲みたいの?」


ホコリ
「おー!
俺っちみせーねんだから
酒なんで飲んだことねーからな。
20になったら一人で酒飲んで
酔っ払ってみてーんだ!」


ジック
「ホコリさんの酔っ払ったとこ・・
想像がつかない」


高丸
「ホコリ君」


ホコリ
「にゃ、なんだタカマル」


高丸
「ホコリ君は車の免許が取りたいんだよね。
どういう車の免許なんだい?」


ホコリ
「ふつーのじどーしゃ免許に決まってんだろ」


高丸
「あのさホコリ君・・・
その気になれば今からでも取りにいけるよ。
・・自動車免許」


ホコリ
「にゃ・・?」


高丸
「知らなかったの?
自動車免許は18歳になったら取れるんだよ」


ホコリ
「にゃぁぁぁなんだってーーーー!!!」


ドルチェ
「・・・;
響いたな」


ホコリ
「何でそれを早くいわねーんだよ」


高丸
「だって聞きにこなかったじゃん」


ホコリ
「う」


ドルチェ
「っていうかさ、
ホコリンに車の運転なんてできるの?」


ホコリ
「にゃΣ
バカにすんなよ!
俺っちだって今大学生なんだから
勉強すりゃ運転なんてお茶の子さいさいだぜ!」


ドルチェ
「おぉ、それじゃあ車の免許とったら
是非僕に見せてくださいよ」


ホコリ
「本気で取れるって思ってねーな」


ドルチェ
「ホコリンの実力次第だもん^^
もちろん応援してるよ」


ホコリ
「ドルってそんなヤツだったのかよ」


ドルチェ
「僕は僕だもん〜」


ジック
「だけどいいなぁ・・
3人とも18歳だからもう車の免許取れるんだぁ」


ドルチェ
「え、違うよ。
僕はまだ17歳なんだけど」


ジック
「あれ、そうでしたっけ;」


ドルチェ
「まだまだ高校生。
来年も高校生だよ」


ジック
「でも17歳なんですよね。
17歳になったら何ができるんですか?」


ドルチェ
「え、・・それは;
永遠の17歳っていうのなら知ってるんだけど」


ホコリ
「なんだよそれ。
不老不死にでもなんのか?」


ドルチェ
「いやそうじゃなくてね」


高丸
「ホコリ君は知らなくてもいいよ・・」


ホコリ
「えーなんだよそれー」


ドルチェ
「あ、そういえば前にニュースでやってたけども、
15歳で子供産んだ少女なんていましたよね」


ホコリ
「あ、それ知ってる!
父親の方が13歳なんだよな」


ドルチェ
「GTOに14で子供産んだなんてのがいたけど、
本当にいるもんだねぇ」


高丸
「むしろこの世界観は年齢と種族の区別がバラバラすぎるよ」


ジック
「なんすかそれ」


高丸
「あ、あぁまぁ何とかの事情だよ」


ホコリ
「・・・」


ドルチェ
「ん、ホコリンどしたの?」


ホコリ
「今日・・リック兄ちゃんの誕生日なんだよな」


ジック
「そうですよ」


ホコリ
「俺っち今まで全然気づかなかった」


ドルチェ
「そういえば・・僕も」


ホコリ
「なぁ、今から兄ちゃん探してお祝いにし行かねーか?」


高丸
「急に言うね^^;」


ホコリ
「いやだってさ。
よーく考えたら、
もしかすっと兄ちゃんホントーは祝ってもらえなくて
すっげー傷ついてんのかも」


ドルチェ
「それは考えすぎじゃないの?」


ホコリ
「そういう言い方はねーだろ。
少なくともハタチまでは誕生日迎えたら
ぜってー喜ぶと思うぜ」


ジック
「そういえば、
こないだもオレもうすぐ誕生日だぜ>w<
って物凄いはしゃいでましたけど」


ホコリ
「ほれみろ。
やっぱお祝いしに行こーぜ」


ドルチェ
「そっかぁ・・僕もあの人には
いろいろ世話になってるし、
やっぱりお祝いくらいしないとダメだよね」


高丸
「どのくらい付き合ってるかなんて関係ないさ」


ドルチェ
「うん、そうですね。
それじゃあ今から誕生日プレゼントも買いに行きましょうよ」


ホコリ
「え”」


ドルチェ
「だって、一生に1度しかない二十歳の誕生日なんだよ?
それなりに心のこもったプレゼント渡さないと
リックさんに失礼じゃん」


ホコリ
「そ、そうだけど・・」


ドルチェ
「え?」


ホコリ
「俺っち・・金欠なんだ・・」


ドルチェ
「・・・」


ジック
「・・・」


高丸
「ふぅ」



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