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第50回
「正月終了のお知らせ」
ホコリ
「にゃはー」
カカル
「こんばんは〜」
ホコリ
「今日も元気にブレストにゃは〜が美味い!」
カカル
「それは納豆でしょ」
ホコリ
「いいのいいの、細かいことは!」
カカル
「はいはい」
マテライト
「どういうやり取りだ・・」
ホコリ
「そんなわけで今日もよろしく!」
カカル
「こちらこそ〜」
ホコリ
「今日のゲストはマテ兄とトゥルース!」
トゥルース
「こんばんは」
マテライト
「ども」
カカル
「トゥルース君久しぶりだねぇ。
教員実習終わって以来じゃない?」
トゥルース
「そ、そうですね」
ホコリ
「いやー、年を越しても変わってねーな」
トゥルース
「そ、そんなことないですよ。
俺だって日々自分を磨いてるんだから・・」
ホコリ
「でもガルウィンドの話だと
自分より他人の方磨いてるらしいじゃん?」
トゥルース
「え;」
マテライト
「なんだそりゃ」
ホコリ
「トゥルースはマッサージ師になるんだよな」
トゥルース
「あ、はい。
そうですよ」
カカル
「あぁ、そういうことね」
ホコリ
「リフレクだっけ?
あの足揉んだりするの」
トゥルース
「リフレクソロジーです。
それに本格的に勉強するのは
4月からなんで」
ホコリ
「でもガルウィンドも幸せものだよなー。
どんだけ運動して身体が疲れても、
トゥルースの指圧で身も心もスッキリするんだからな」
トゥルース
「身も心も・・((」
ホコリ
「にゃ?」
トゥルース
「あ、すみません(汗」
カカル
「さて、今日は1月7日。
2010年も1週間が経ったわけだけど」
ホコリ
「もう正月も終わりだな」
カカル
「何言ってんのさ。
正月は3日で終わりなのだよ。
4日からは普通に勉強、酒、バイト、酒さ」
ホコリ
「酒は欠かせねーんだな」
カカル
「あったりまえじゃん!」
マテライト
「お前のことだから
バイト先も居酒屋とかじゃねぇの?」
カカル
「あ、よくわかったね(笑」
マテライト
「図星かよΣ」
カカル
「居酒屋じゃなくてバーテンだけどね〜」
マテライト
「似合わん・・」
カカル
「気にしない!
別に僕はビールじゃなくたって
お酒好きなんだから」
トゥルース
「お酒飲みたいからバーテンで働いてるんですか?」
カカル
「それもあるかも(笑」
マテライト
「長生きするよ・・きっと」
ホコリ
「なー、バーテンってことはあれだ。
やっぱあの格好してんのか?」
カカル
「え?」
ホコリ
「えっと・・どっかの怪獣みたいな名前。
バー・・」
トゥルース
「ぷ・・」
カカル
「バーテンダー?」
ホコリ
「あーそれそれ!」
マテライト
「バーテンって言ってんだから
分かるだろ。
怪獣みたいな名前って・・」
ホコリ
「にゃはは」
マテライト
「でも・・マジ?」
カカル
「うん」
マテライト
「に、似合わん」
トゥルース
「や・・
カカル先生背も高いし・・
意外と似合うかも」
マテライト
「でもイメージってもんがな・・」
カカル
「こんな顔だしねぇ」
ホコリ
「自分で言うなよ」
カカル
「僕の顔は嫌いじゃないんだけど、
マテ君もトゥルース君も
素直にかっこ良いのは時々思っちゃうよ」
トゥルース
「ど、どうも」
ホコリ
「マテ兄は今の方が絶対いーって」
マテライト
「どういう意味?」
ホコリ
「そりゃだって、昔は
結構ナンパとかしまくってたし」
マテライト
「うっせぇ」
カカル
「え、そうなの?」
ホコリ
「うん!
それに喋り方とか全然違ってたし。
昔はもっとよくチャラけてたじゃん」
マテライト
「やめろよ、昔の話は・・」
カカル
「へぇ、それこそ想像ができないや」
トゥルース
「ナンパはともかく
積極的な人って尊敬します」
マテライト
「やめろって;
昔の俺を思い出すと顔から火が出る」
ホコリ
「雷じゃなくて?」
マテライト
「わけわからん」
カカル
「まぁまぁ」
ホコリ
「まーでも
俺っちは今のマテ兄の方が好きだぜ。
自分に嘘ついてないって感じするし」
マテライト
「あ、そ」
カカル
「ね、マテライト君って休みの日とかは
どうして過ごしてるの?」
マテライト
「え?
別に・・ただ寝てるだけだけど」
カカル
「それじゃ僕と同じだね。
僕も休みの日はずーっと寝ていたいや」
マテライト
「後はたまに買い物行くくらいかな」
ホコリ
「そーいや兄ちゃん、
今日かけてるメガネ」
マテライト
「ん?」
ホコリ
「前に会ったときと違うな」
マテライト
「あぁ。
最近メガネ集めるのが趣味だからな」
トゥルース
「メガネですか」
マテライト
「これも昨日買ったやつでさ、
今日初めてかけたんだよ」
カカル
「フレーズの形がちょっと好きかも」
マテライト
「わかる?」
カカル
「うんっシンプルだけど
ちょっと知的に感じさせてるようなとこ?
それがいいんだよね(笑」
マテライト
「お前と話合ったの初めてかもな」
カカル
「そう?
まぁメガネは僕もかけてるしね〜」
トゥルース
「オシャレなメガネにも
度の入ってるものもありますよね」
マテライト
「俺のは度は入ってないけど」
ホコリ
「先生は入ってんのか?」
カカル
「まぁね」
ホコリ
「先生って意外と目が悪かったのか」
カカル
「うーん説明するのかなり面倒くさいから
やめにしようやめ」
マテライト
「何だそりゃ」
カカル
「僕もそろそろ新しいメガネ探してみようかな・・」
ホコリ
「お、今日のラジオはもう終わるのか?」
カカル
「え、何で?」
ホコリ
「先生、今からメガネ買いに行くんだろ?」
カカル
「ちょ・・何その思い立ったが吉日みたいなの」
マテライト
「あぁでもこのラジオじゃよくある話だもんな」
トゥルース
「そ、そうですね」
マテライト
「むしろ、何を今更っていう感じだし」
カカル
「まぁ・・確かにちょっとは考えてたけどさ。
まだ時間あるし」
ホコリ
「にゃはは、正直だな。
そーだな、俺っちもちょっとメガネ見てみようかな」
マテライト
「お前メガネなんかかけてたっけ?」
ホコリ
「かけたことねーけど、
もしかしたら俺っちが似合うメガネがあるかも」
マテライト
「っていうけど、なかなか鼻先に合うのって
ないんだよな。
俺は鼻先長いからいいけど」
ホコリ
「長いと良いことあるのか?」
マテライト
「・・・かけやすい」
ホコリ
「何とかなるだろ」
カカル
「まぁ動物とか獣にメガネをかけさせるっていうのが
珍しいかもしれないけどね、読者から見たら(笑」
トゥルース
「付属のチェーンを耳に引っ掛ける人もいそうですし」
ホコリ
「ごちゃごちゃ言わない!
思い立ったが吉日だ!
すぐに行くぜ!」
カカル
「やれやれ、結局行く気満々なのは
ホコリ君なわけね」
マテライト
「あぁ」
カカル
「君の気持ち、すこ〜しわかる気がするよ」
マテライト
「そりゃどうも」
トゥルース
「(俺もちょっと・・ガルに似合うメガネ探してみようかな)」
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