11/4/25
第60回
「高校生になりました」
ホコリ
「今日も元気にいってみよう!
ブレストにゃはぁぁ!!」
ドルチェ
「おーーー!」
ホコリ
「今日もっていうか、
みんな久しぶりだな!
俺っちのこと覚えてるかーー?」
ドルチェ
「本当に久しぶりだねぇ・・w」
ホコリ
「最後の放送からどのくらい経つのかな」
ドルチェ
「実に3ヶ月ぶりなんだってさ」
ホコリ
「マジかー・・
話題ないんだなー」
ドルチェ
「まあ、スケジュール合わないとかなんかで
大変だからねぇ」
ホコリ
「ただな、俺っちも暫くはこの先
もっと忙しくなるんだよなー・・
だからそのときはよろしくな、ドル」
ドルチェ
「うん、任せて〜
もう付き合いも長いんだしね・・w」
ホコリ
「ありがとな!
そんじゃ、今日のゲストを呼んでみようか」
ドルチェ
「どうぞー」
コタロー
「こんばんは!」
正吉
「こ、こんばんは」
ドルチェ
「あれ、僕の知らない人が」
ホコリ
「あ、そっか。
ドルには言ってなかったっけ(笑」
正吉
「マジでラジオ・・なのかこれは」
ホコリ
「てことで、早速自己紹介よろしく!」
正吉
「お、小船正吉です。
よろしくお願いします」
ホコリ
「いーないーな。
程よい緊張感!」
正吉
「えっと・・あなたがホコリさん?」
ホコリ
「そーだ!
よろしくな!」
正吉
「あ、よろしくお願いします」
ドルチェ
「初めまして、ドルチェです」
正吉
「どうも」
ホコリ
「今日はコタローからの紹介ってことで!
新メンバーを紹介させてもらったぜ!」
コタロー
「新メンバーって^^;」
正吉
「え、俺なんかするんですか;」
ドルチェ
「あぁ、ただの悪ノリだから気にしないで・・w」
正吉
「はぁ・・」
ホコリ
「てことで、4月に入って
絶好の入学シーズンだな。
といってももう1週間しかないけどな」
ドルチェ
「そういや、コタロー君達は
今年から高校生なんだよね」
コタロー
「そうっス」
ホコリ
「そーか、晴れて俺っち達の後輩になったわけだな。
って、別に幻想学園って決め付けてるわけじゃねーんだけどさ」
ドルチェ
「でも二人とも幻想学園でしょ?」
コタロー
「はい(笑」
ホコリ
「なんか、暗黙のルールみたいだな。
そうそう、幻想学園っていや、
カカル先生も本当に先生になったんだぜ」
ドルチェ
「あれ、あの人今先生なの?」
正吉
「え、皆さんカカル先生のこと知ってるんですか?」
ドルチェ
「うん、僕が高校生だったときに
教員実習生として幻想学園で先生やってたんだ」
ホコリ
「っていうかその人、今でも
俺っちの家の隣に住んでるしな」
正吉
「へぇ・・顔見知りだったのか」
ドルチェ
「でも、まさか幻想学園で
正教員になってるとは思わなかったねぇ」
ホコリ
「ある意味俺っちの後輩だな!」
ドルチェ
「そだね、僕の後輩でも・・w」
ホコリ
「でも、相変わらず酒飲んでんだろーな」
ドルチェ
「そりゃ飲むでしょ、あの人なら」
ホコリ
「そういや、ドルってもう二十歳過ぎてたっけ?」
ドルチェ
「むしろ20歳になったばっか!
ものすごい早生まれだからね」
ホコリ
「そうかー、そんじゃ
晴れて酒飲めるな!」
ドルチェ
「そうだね〜w
というか早速誕生日当日に
弟と飲んできたよw」
ホコリ
「仕事速いな」
ドルチェ
「でも、僕はまだビールの味が
いまいち分からないんだよね・・
甘いお酒の方が好きみたい」
ホコリ
「俺っちもビールは飲めねーんだよな。
日本酒とか焼酎なら飲むけどな!」
ドルチェ
「へぇ、ホコリンって結構渋いんだ」
ホコリ
「後さ、甘い酒ってあんま好きじゃねーんだよな・・
チョコレートも甘くない方が好きだしな」
正吉
「へぇ・・
喋り方に反して意外と大人なんだな」
ホコリ
「まーな!」
正吉
「あ、やべ・・聞こえてた;」
ホコリ
「え?
気にすることねーぞ」
正吉
「すんません;」
コタロー
「ホコリさんってこういう人なんだよ」
正吉
「ちょっとだけ把握した・・かな」
ホコリ
「それでさ、今でも
カカル先生があんだけビール飲めてるのにびっくりしちゃってさ」
ドルチェ
「まあねぇ、あの人のお酒に対する欲は異常だからね」
正吉
「あの人って酒飲むんすか・・?」
ホコリ
「飲むの?どころの問題じゃないんだな、これが!」
ドルチェ
「君も一緒にご飯食べに行ったら分かるよ。
あの人の酒豪っぷりは」
正吉
「はぁ・・」
ホコリ
「しかし、みんな大人になっていくんだなー。
このラジオが始まったのは
丁度4年前なんだぜ」
正吉
「結構長くやってるんすね」
ホコリ
「今はものすげー停滞してるけどな(汗
だけど始まった当初は毎週やってたんだぜ」
ドルチェ
「そのとき僕いなかったんだよねぇ」
コタロー
「オイラもいなかったっス。
しかもそのときまだ小学生だったっスからね」
ホコリ
「もっと言うと
そのときは俺っちが司会じゃなかったからなー。
今あの二人どうしてんだろ」
ドルチェ
「あれ、ホコリンは
最近ガルティ君とは会ってないの?」
ホコリ
「住んでる場所も違うからなー。
そんな頻繁に会えるわけでもねーぞ」
ドルチェ
「まあそんなもんだよね。
僕は今でも結構ご飯食べたりしてるけど、
相変わらずだよ、彼」
ホコリ
「肉に対する執着心とかか?」
ドルチェ
「それもあるw」
正吉
「何か凄そうな人だな・・」
ドルチェ
「まあ・・ギャップは凄いのかな・・w
そんなこと言ったら
知ってる人みんなギャップだらけだけどねw」
ホコリ
「趣味は広いからなー。
まーともかく
二人とも高校生になったばっかりだし、
しっかり3年間満喫しねーとな!」
ドルチェ
「そうそう、青春ってのはすぐ始まったと思ったら
すぐ終わるもんだからね」
ホコリ
「あ、そーだ!!
コタローはあれ食ったか?」
コタロー
「え?」
ホコリ
「マグロ定食」
コタロー
「あぁ、しっかり食ってきましたよ」
ホコリ
「にゃはは、俺っち今でも
あの味は忘れらんねーからな・・
俺っちが食べてきたマグロの中でも
最高に美味かった!」
正吉
「そんなに絶賛してるのか・・」
ホコリ
「しかも学食だから安いしな!
けど、卒業して以来
食う機会無くなっちまったからなー・・
あれ以上に美味いマグロなんて早々ないし」
ドルチェ
「一回でもいいから、
期間限定で学食を普通にオープンすればいいのにね」
ホコリ
「だな」
ドルチェ
「そういや、あそこ豚丼もあったっけなぁ。
当時はあんまり肉が好きじゃなかった僕も、
豚丼から肉の美味しさを知るようになってきたし」
ホコリ
「そういやドルチェはベジタリアンだったもんな」
ドルチェ
「今は幅広くなったけどね〜
すっかり日本食が身体に染み付いちゃった」
ホコリ
「そーだな、ドルチェって
もうすっかり日本人だな」
ドルチェ
「うん、日本人より日本人みたいって言われることもあるよw」
正吉
「あの・・」
ホコリ
「あ、ごめんな!
すっかり思い出話に浸っちまったぜ^^;」
ドルチェ
「何しろ久しぶりのラジオだからね・・w」
正吉
「俺は初めてなんすけど」
ホコリ
「コタローもドルチェも最初は
こんな感じだったけどな」
ドルチェ
「むしろホコリンがべらべら喋りすぎなんだよw」
ホコリ
「なんかなー、ついベラベラ喋っちまうんだよな・・
しかも悪い」
コタロー
「はい?」
ホコリ
「俺っちこれから用事があるの思い出した・・
ごめん、折角来てくれたのに><;」
正吉
「あ、いや・・別にいいんすけど・・」
ホコリ
「てことで・・今日もまた
突然終わるけど、話していて楽しかったぜ!
さっきも言ったように
俺っちは暫く忙しくなるけど、
良かったらこれからもよろしくな!」
正吉
「なんてマイペースなんだ・・」
ホコリ
「それじゃ、今日はここまで!
また会おうな!」
その後・・・
正吉
「海川」
コタロー
「ん?」
正吉
「お前が積極的なのもなんかうなずけた」
コタロー
「やっぱり?」
正吉
「積極的っつーか
すげぇマイペースっていうか」
コタロー
「オイラも最初は圧倒されすぎちゃってさ。
今でもそうなんだけど」
正吉
「そうだな。
扇風機のコンセント抜いても
充電した分だけ付けっ放しって感じ」
コタロー
「でもどうだった?」
正吉
「あぁ・・
今まで会ったことないタイプだったな。
普通に考えたらちょっとウザいかもしんねぇけどな」
コタロー
「そうなの?」
正吉
「まああれかな。
いつも一緒にはいたくないタイプ・・
でもたまに会うと楽しいってことかな。
だから良い印象ではあるよ」
コタロー
「そっか、紹介して良かった」
正吉
「でもラジオはマジでびびった・・」
コタロー
「まあまあ」
正吉
「なんか疲れたな・・
悪い、先帰るよ」
コタロー
「うん、お疲れ〜
今日は楽しかったよ!」
正吉
「あ、あぁ。
俺も楽しかった」