11/10/1
第61回
「秋になりました」
ホコリ
「ブレストにゃは〜!」
フリックル
「おーにゃはぁ」
ホコリ
「お、兄ちゃん今日は
ノリがいいな!」
フリックル
「まあな。
久しぶりだし」
ホコリ
「そーなんだよ・・
前回のラジオから
なんと5ヶ月ぶりという」
フリックル
「ひでぇな」
ホコリ
「それについては
ものっそい申し訳なく思ってるんだぜ・・」
フリックル
「なんか、閉鎖の危機まであったそうじゃん?」
ホコリ
「にゃ? それはねーぞ」
フリックル
「え」
ホコリ
「俺っちはこのラジオも好きだし
関わってくれる人みんな好きだからな。
そー簡単に終わるわけねーだろ!」
フリックル
「それは分かったけど
そんなキレ気味になることねぇじゃん^^;」
ホコリ
「あ、そんなつもりじゃなかったんだけどな」
フリックル
「まあ何はともあれ
お互い元気そうで何よりだねぇ」
ホコリ
「一応言い訳するとな・・、
俺っち今年は大学卒業するし、
しゅーしょく活動でものっそい忙しいんだぜ」
フリックル
「お前もとうとうその時期がやってきたか」
ホコリ
「でもな、俺っちものっそい優柔不断だから、
まだ何に就くか決まってねーんだな・・これがな」
フリックル
「ま、ここであえてする話題じゃねぇけど、
困ったことあったらオレに相談しろよな」
ホコリ
「うん。
兄ちゃんは今何の仕事してるんだっけ?」
フリックル
「飲食店のスタッフ」
ホコリ
「おー、なんか兄ちゃんらしい!」
フリックル
「料理は好きだけど、
それだけでなれるとは限らないからな。
だからオレとしては結構今の仕事に就けて
良かったと思ってるよ」
ホコリ
「兄ちゃんはちゃんと仕事してるんだなー・・
俺っちも見習わねーと」
フリックル
「そういうお前は今
なんかバイトしてんの?」
ホコリ
「にゃ、一応な」
フリックル
「へぇ・・」
ホコリ
「にゃ、なんか不満か?」
フリックル
「そんなことねぇって。
でもあのホコリがバイトしてるって聞くと
結構新鮮に聞こえたりして(笑」
ホコリ
「俺っちいつまでも子供じゃねーぞ」
フリックル
「わかってるわかってる。
んで、今何のバイトしてんだ?」
ホコリ
「ゲームセンターのスタッフだぜ」
フリックル
「ゲーセンか」
ホコリ
「自分で言うのもなんだけどな、
店長さんに接客が上手いって
褒められたのが嬉しくてさ!
それで今の仕事続けてんだぜ」
フリックル
「ま、まぁコミュニケーション大事だしな」
ホコリ
「それにすげーんだぜ。
ゲームセンターってビデオゲームより
メダルゲームの方が常連客と
ものすっげー親しくなるんだぜ」
フリックル
「あぁ、そりゃな。
顔も覚えやすいし」
ホコリ
「俺っち家でゲームやる派だから
外でゲームすることはあんましねーんだけど、
でもあんなに仲良くなれるとは思わなかったぜ」
フリックル
「けどさ、お前そうでなくても
昔ナンパみたいなことしてたじゃん」
ホコリ
「そうだっけ!?」
フリックル
「$とかヨイチとか、
元々ホコリが誘ってきたんだろ?
んで今に至ると」
ホコリ
「んー、ナンパしたつもりはねーんだけど」
フリックル
「だからナンパみたいなことだって。
悪いことじゃねぇんだけどさ、
やたらそういうことばっかしてると
不審者みたいに思われるから気をつけろよ。
ただでさえこのご時世なんだし」
ホコリ
「大丈夫だよ。
俺っち見る目は良い方だから」
フリックル
「ホントかよ」
ホコリ
「けど最近$とは遊んでねーからなー・・
俺っちがこんな状態だから仕方ねーけど」
フリックル
「あいつ今何してんだろうな」
ホコリ
「兄弟そろって大学通ってるのは知ってるけど、
プライベートでは何してるのかわからねーな」
フリックル
「そりゃあな」
ホコリ
「もう久しく会ってねーから、
完全に外見変わってるかもしんねーぞ」
フリックル
「なんで?」
ホコリ
「$は会うたびに微妙に見た目変わってるんだよな。
しかも段々男前になってきてるし。
整形でもしてんじゃねーのって疑っちまうよ」
フリックル
「そりゃねぇだろ。
体質なんじゃない?」
ホコリ
「あるいは改造手術か・・」
フリックル
「それ整形と同じじゃん(笑」
ホコリ
「とにかく次にあいつと会うのが楽しみだぜ」
フリックル
「ここの会話聞いてたら
メール来るかもよ?」
ホコリ
「ドルチェー!
返事待ってるぞー!」
フリックル
「まあドルチェは変わったかもしれないけど、
オレらはまったく見た目変わってねぇよな」
ホコリ
「兄ちゃんは1回イメチェンしたことあったじゃん」
フリックル
「あぁ、そういやそうだな」
ホコリ
「今はもうすっかり馴染んでるけど、
昔の兄ちゃんの容姿思い出すと
やっぱりびっくりしちまうよ」
フリックル
「あんときは白目も目立ってなかったし、
髪型も結構ぼさぼさしてたからな(笑
服装も結構ブカブカなもの好きだったし」
ホコリ
「そーいやあんとき
ゴーグルもつけてなかったっけ?」
フリックル
「あぁつけてた(笑
あったなぁ・・ゴーグル」
ホコリ
「そのゴーグルどうしたんだ?
捨てたの?」
フリックル
「や、知り合いにあげた」
ホコリ
「あげたのか」
フリックル
「ついでにそんときの
服とかズボンとかも」
ホコリ
「それって完全に王位継承じゃねーか?」
フリックル
「王位って・・
普通に引き継ぎでいいじゃん」
ホコリ
「あー、すぐその言葉が出てこなかった」
フリックル
「そういうとこは相変わらずだな・・」
ホコリ
「これでも自分の中じゃ結構進歩はしたんだぜ。
さっきのバイトの話とかな」
フリックル
「でもさっきから聞いてると
喋り方は相変わらずだな」
ホコリ
「この喋り方は好きだからいーんだ!」
フリックル
「す、好きなんだ」
ホコリ
「いつまでも若くいたいというのもある!」
フリックル
「それは分かるけど」
ホコリ
「それ以前に、俺っちも兄ちゃんもそうだし、
知り合いも何年たっても外見あんまし変わってない気がするぜ。
$以外」
フリックル
「このラジオ始めたのいつだったっけ」
ホコリ
「それははっきり覚えてるぞ。
2007年4月1日!」
フリックル
「じゃあ、少なくとも
4年以上前から知り合いってわけか」
ホコリ
「あんときは$もカカル先生も正吉もいなかったもんな」
フリックル
「むしろ変な知り合いばっかなんだよな・・
悪い意味じゃないだけマシだけど」
ホコリ
「個性的って意味だな!」
フリックル
「まあな」
ホコリ
「さっきのゲームセンターの常連客も
個性的な人が多いんだぜ。
今度じっくり話してみたい!」
フリックル
「ちょっと興味あるけど、
今日はもう時間ないから
また今度ね」
ホコリ
「あ、もう時間か・・」
フリックル
「ただ、オレこの後は暇だから・・
これから飲みにでも行かない?」
ホコリ
「お、酒か!
俺っち大歓迎だぜ!」
フリックル
「時間は平気?」
ホコリ
「今日は大丈夫だぜ!
むしろ今日は俺っちがおごってやるぜ!」
フリックル
「え、いいの?」
ホコリ
「にゃはは、きゅーりょー入ったばっかだし、
まだ兄ちゃんにおごったことねーから
記念すべきことだな!」
フリックル
「記念て・・」
ホコリ
「細かいこと気にするなって!
今日はものっそいセレブに行くぜ><」
フリックル
「そこまでいうんだったら
お言葉に甘えて・・」
ホコリ
「そーそー」
フリックル
「お前酒は何飲むの?」
ホコリ
「焼酎とか日本酒とか!」
フリックル
「だと思った(笑」
ホコリ
「今日は飲むぞ!
じゃ、またな!」
フリックル
「って足早いって!」
・・まあいつものホコリで良かったような・・
そんなわけでオレも終わるか。
それじゃまた〜」