12/12/20
第64回
「発散」






ホコリ
「にゃはぁぁぁああ>w<」



フリックル
「いきなり声でけぇ!!」



ホコリ
「溜まってた分を一気に解放してやったからな!」



コタロー
「溜まってるっスね」



ホコリ
「てなわけで皆こんばんは!
そして久しぶり!!」



フリックル
「久しぶりなんて問題じゃねぇけどな」



ホコリ
「そう、なんとこのラジオ、
実に11ヶ月ぶり!
まさに笑いたきゃ笑うがいいってやつだ」



フリックル
「それ羞恥心の曲から拝借したろ」



ホコリ
「まーな。
俺っちがかつてはまってた3人グループ」



フリックル
「オレもちょっと好きだったけどね。
もう4年くらい前の話か」



コタロー
「4年前って僕はまだ高校生でもなかったっスよ」



フリックル
「あーそうそう。
お前、皆に自己紹介してやれよ」



コタロー
「え?オイラはこのラジオ
もう何度も出てるんスけど」



フリックル
「いいからいいから」



コタロー
「はぁ・・それじゃ。

初めまして・・?
オイラ海河湖太郎って言います。
コタローって呼んでください。

こんな感じ?」



ホコリ
「急にどうしたんた兄ちゃん」



フリックル
「今、このラジオ聞いてる奴の半分くらいは
驚愕してるはずだぜ(笑」



ホコリ
「にゃ、なんでだよ」



フリックル
「お前忘れたのかよ。
コタロー思い切り声変わりしてんじゃねぇか」



ホコリ
「あ!」



フリックル
「ほら、このラジオだってもうちょっとで
1年ぶりになるとこだったんだし、
待ち遠しいと思ってた人もいるだろ。

それにしても改めて声聞くと・・
マジであのコタローかよって思うくらい声変わりしたな」



コタロー
「最初はオイラもびっくりしたけど
今は何とも思わないっスよ」



ホコリ
「そーだなー・・
アニメキャラで例えると
ナルトからシモンになったって感じ?」



フリックル
「ナルトは分かるけど
シモンって誰?」



ホコリ
「グレンラガンの主人公」



フリックル
「あー」



コタロー
「オイラアニメはあんまり見ないからな・・」



ホコリ
「あっと。
俺っちも久しぶりだからもっかい自己紹介しとこうかな。

このラジオのメインキャラクターのホコリって言うんだ。
もっかいよろしくな!」



フリックル
「前から思ってたけど、
メインキャラクターってマスコットじゃねぇんだから」



ホコリ
「いいじゃん。
ゆるキャラとでも思ってくれりゃーさ」



フリックル
「全然ゆるくない。

大体、お前まだそんな喋り方してんのかよ」



ホコリ
「いつもこんな喋り方してるわけじゃねーぜ。
ちゃんと真面目な喋り方だってできるんだぜ」



フリックル
「普段オレの前では真面目に喋ったりしないだろ」



ホコリ
「そりゃーな。
だって相手がリック兄ちゃんだし」



フリックル
「お前な・・」



ホコリ
「今になっていきなり真面目な喋り方するのって
すげー恥ずかしいじゃん。
だから友達の前ではいつもどーりこれ」



フリックル
「まあいいけどね。
どこでもそんな喋り方じゃなけりゃさ」



ホコリ
「ほらほら、兄ちゃんも自己紹介」



フリックル
「おっと。

メインパーソナリティのフリックルです。
リックって呼んでくれよな」



ホコリ
「兄ちゃんも相変わらず変わんねーな。
俺っち一安心だぜ」



フリックル
「そうそう変わるもんでもねぇだろ」



コタロー
「でもリックさん、
微妙に髪型変わってますよね」



フリックル
「あ、そういえば言ってなかったっけ。
ちょっと短くして、ツンツンヘアーにしてみたのさ」



ホコリ
「ていうか、その髪型って
俺っちが最初に兄ちゃんと会ったときの髪型だよな」



フリックル
「似てるけど違うんだよな。
あのときは耳まで髪伸びてなかったし」



ホコリ
「それより、当時の兄ちゃん思い出すと
今でも本当にどーいつ人物かって疑っちまうぜ」



フリックル
「まあな・・」



コタロー
「え、どういうことっスか?」



フリックル
「昔のオレは可愛すぎたんだよ。
それを恥じてるわけじゃないんだけど、
今のオレと比べるとギャップがありすぎてね」



コタロー
「へぇ・・」



フリックル
「今でこそ、可愛いっていう単語は
オレにとっちゃコンプレックスでもなんでもないし、
むしろ誇らしいことだよ。

要するにオレは超前向き」



ホコリ
「わざわざ超って入れなくてもいいんじゃねーか?」



フリックル
「とりあえずね」



コタロー
「ホコリさんとリックさんって
初めて会ったのいつなんスか?」



フリックル
「いつくらいだっけ?」



ホコリ
「んっとー・・
俺っちがまだ高校のときだったよな。
1年か2年くらいのときじゃねーか?」


フリックル
「そうだっけ」



ホコリ
「兄ちゃんがまだ目が可愛かったころの話だからな。
少なくとも5、6年くらい前の話だぜ」



フリックル
「ってことはオレもまだ高校生だったときか・・」



コタロー
「下手するとオイラそのとき
小学生くらいだったかもしれないんスね」



フリックル
「小学生・・
もう10年以上前の話だぜ、オレら」



ホコリ
「俺っちだって10年経つぜ」



フリックル
「オレ達大人になったよなぁ」



ホコリ
「うん」



コタロー
「オイラはまだ高2っす」



ホコリ
「若い」



フリックル
「うん」



コタロー
「二人も若いじゃないっスか」



ホコリ
「まーな」



フリックル
「コタローも高校卒業したらわかるよ」



コタロー
「そんなもんなんスかね・・?」



フリックル
「とりあえずお前は
卒業するまでは充実した高校生活送れよな」



コタロー
「そのつもりっスよ」



ホコリ
「なんかえらくしんみりしちまったな。
このままだと部屋が冬景色になりそーだから
今日はここまでにしとこーか」



フリックル
「・・そうしようか」



コタロー
「テンション下がりすぎっスよ^^;」



ホコリ
「大丈夫。
これでもいつものことなんだぜ」



フリックル
「とりあえずこれを境に
またラジオを頻繁に放送できるようにはしたいな」



ホコリ
「メインパーソナリティが一人減っちまったのは残念だけど、
それでも俺っちとリック兄ちゃんがいるからな」



フリックル
「あいつ今頃どこで何してんだろうな」



ホコリ
「まーそういうわけで。
かなり間を空けちまったけど
これからも冬の寒さに負けねーくらい
暖かく見守ってくれよな!」



フリックル
「また次回〜」



コタロー
「お疲れ様っス」



=戻る